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 前回は、昨年の2倍になっている地震の発生について、少しショッキングな内容になってしまいました。しかし、今の世相が地球のコンディションに反映されているという事は、現実です。更にその要因の一つが戦争でもあります。この様なマイナスのエネルギーを、プラスに転換する事を目指したプロジェクトが、ユニバーサルショットプロジェクトです。
 今回は、宗教戦争を終わらせる「究極の教え」が示された内容をご紹介します。
大川隆法著「伝道の法」より


宗教戦争を終わらせる「究極の教え」とは 
 
他との違いを違いと認め、理解すること「愛」
幸福の科学の教えにおいて、「諸宗教の統合ということは、大きな理念として、立宗当初から掲げてきました。
 私の著書『太陽の法』(幸福の科学出版刊)においても、「仏教もキリスト教も、その他の宗教も、実は、根源なるものから分かれてきたものである」ということを明確に説いています。
 同書は、私がまだ三十歳のころの著作であるため、感性的なところだけは生き生きとしているものの、全体的には、まだ、稚拙な部分や、細かいところまで及んでいない部分がずいぶんあり、今になって読み返してみると、少し恥ずかしく思う面もあります。
 ただ、「すべての宗教は根源なるものから分かれてきたものであり、唯一のところから流れ出してきた教えであるのだということを知らなければならない。ゆえに、その違いを強調して争い合うのではなく、もっとお互いに知り合い、理解し合い、信じ合うことによって、新しいユートピア世界をつくりたい」という気持ちは、その最初のころの理論書から、脈々と出続けていると思います。
 
 私は、今、そうした、大きな世界宗教の違いを埋めようとするだけではなく、諸学問やさまざまな考え方、人間の活動すべてにおいて、「神仏の意図はどうであるか」ということを解明しようとしていますし、いろいろな民族の違いについて、さらには、「宇宙には、人類とは違う生命体も存在するのだ」ということまで言い始めています。
 つまり、「人種の違いや宗教の違い、文化の違いの背景には、宇宙的な意味においても違いがある場合がある」ということも言っているわけです。
 
 そういう違いがあることを承知の上で、この地球という魂修行の場に、みな同時に生まれ、さまざまな環境に揉まれながら、新しい生活様式、文明、文化、哲学、考え方というものをつくろうとしています。「地球人として正しいのは、哲学、考え方といったものをどういう考え方なのか。どのように生きることが、地球人としての正しい価値秩序なのか。道徳なのか。 宗教なのか」ということをつくるために、いろいろなものが入ってきているのです。
 それは、決して、人類に混乱を起こすためではありません。お互いの違いを知ることによって、逆に、新たな可能性に気づいてもらうためでもあったのです。他との違いがあることを知ることによって、自分にはまだ変化する余地があることを知ってほしいのです。
 
 それぞれの宗教に違いがあったとしても、それが 「他の宗教を滅ぼす」ということになるのではなく、「他の宗教にあって、自分の宗教にないものがあったならば、それが何かを突き詰めて考える。そして、 変えていくべきものは変え、人間性を向上させる力を高めていくように努力しよう」ということを言っています。
 最初から、すべてが完全に、一律にできたわけではありません。あなたがた人間すべてが、ロボット工場で一律につくられたわけではないということです。さまざまな意図を持ち、いろいろな目的を持って生まれてきているため、人間それぞれの「人生の目的と使命」に違いがあるのです。
 
 「違いを違いとして認め、他を理解すること。これもまた愛なのだ」ということを、私は述べています。人を愛せないのは、その人のことが理解できないからです。 相手を理解するこ
とができたら、 それは、「愛した」ということと同じなのです。理解できないから憎しみ合い、理解できないから攻撃し、理解できないから排斥し、理解できな いから「憎悪の連鎖」が止まらないのです。
 したがって、その「憎悪の連鎖」が止まらないことを、当然のことと考えてはなりません。「憎悪の連鎖」を増幅させてはならないのです。そうではなく、自分たちがいかに他の者の考え方に対して無理解であるかということを知ったならば、一歩でも二歩でも、お互いに理解できるように歩み寄ることが大事ではないでしょうか。



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