Open Infomation 87

前回のインフォメーションでは、地球高温の危機についいての宗教的な見解を示されたメッセージをご紹介しました。検索やAIで世界の多くの事を知ることができるようになり、今より一層、宗教への関心は薄まりやすい時代の分岐点にいるのかもしれません。そうなると更に、各国の首脳も政治において宗教的な考え方や発言をしずらくなるかもしれません。
しかし、もしも現在人類が確認でき、認識できる事だけでは、未来科学や宇宙科学を紐解くことは出来ないと言われています。また、善悪の観点を峻別することが知性に偏りやすくなるのではないかと思います。
現在も、戦争犯罪ということが取り沙汰されています。一部の情報を元にすればそのような見方も出来るかもしれません。しかしロシアにとってNATOの東方拡大が脅威である事から、大統領には国民の安全や国を守る責任があります。牽制したにもかかわらず、その一線を越えようとする隣国の動きを阻止することは、ロシアの立場からすれば正当防衛ということになります。それは、内容によってはウクライナにも言える事でしょう。
しかし、もしもノルドストリームの爆破が、両国以外の他国によって行われたのであれば、両国の対立を悪化させ、戦争を長引かせる悪質な犯罪であるのではないでしょうか?知的データやAIだけでは、人間の行動の心情や
動機まで推しはかることは出来ません。また、歴史や地政学・民族意識・国家観・文化などの広範な側面をふまえて熟慮し、善悪の判定をする事は困難です。
法律の歴史である法制史を紐解けば、古代ギリシアでは、神の掟(thémis、テミス)、人間法(nomos、ノモス)、慣習(díkē、ディケー)の要素から成るものであったようです。現代の多くの国の法律の基になっているフランス法も、教会法が元になっています。
こうした事からも、この数千年間の歴史上、「神の目」や「神の愛」すなわち宗教が、この地球や人類を守り育み続けてきた事実を否定することは出来ません。これほど長い時の中でどんなに存在が薄れようと、世界の秩序を守り歴史を刻んできた神の愛。連綿と受け継がれているこの人類史上最大のロマンを、人類は古代遺跡以上に大切にすべきかもしれません。そのような深遠な神の叡智に想いを馳せれば、このわずか数十年間で発達したデジタルが、世界の全てであるという見方も不自然に感じられるでしょう。
そして、例えば法や政治がデジタル化され、管理社会となることも、もしかしたら、画家の手で描かれていた名画を人間が指示してロボットにかかせる。AIに書かせる。ということと同じになるのではないでしょうか?神の存在や、人間の心。あるいは信仰やフォースといったものを取り除けば、最も魅力的な個々の人間の個性や特性が失われ、ロボットが生産的な活動をするような人生になりかねません。
そうした観点からも、人類が宗教に対する思い込みを転換し、デジタルではなく人間を主体としたデジタル社会を創造していく事が出来ることを願います。このような観点からも、私たちはユニバーサルショットプロジェクトにおいて、神の創造から未来科学や宇宙科学を紐解き、新たな宇宙時代を拓いていくことを目指しています。
今回は、「地獄の法」という書籍の中で、さらに具体的に唯物論・哲学・宗教の違いについて言及された内容をご紹介します。米国の 「GOD'S NOT DEAD」という映画についても触れられています。このような映画が制作され、ヒットしているということに、米国の皆様の信仰心を感じ、とても嬉しく勇気づけられる想いです。
そしてさらに地球の存続を願う想いは、宗教・無神論。人種や性別を超え、全ての人類共通の願いであると思います。この地球愛においては全ての人類の想いは、ひとつになれることでしょう。その愛の思いが、時を超えて空間を超えて、はるか昔から神から流れているという視点で捉えれば、宗教の意味がさらに広がりのあるものになるのではないかと思います。
地球上を見渡せば、戦場だけでなく飢えや事故・犯罪で、毎日人々が生命を失う現実があります。そんな中でも、どうか一人でも多くの人が、幸せであることを願います。さらに、神に愛されて生かされる喜びを噛み締められれば、生きがいや人生の豊かさがより深まり、輝くのではないかと思います。
大川隆法著「地獄の法」より
 
自然科学の発達により無神論・唯物論化してしまった仏教学や哲学仏教学者でも、戦後の大仏教学者もそうですし、戦前の、明治以降の仏教学者あたりから西洋的な思想も一部入っているのか もしれませんが、「人間が動物
に生まれ変わったりもする」というようなことを、もう、「バカバカしい昔話とか、教訓話、 人を脅して道徳的にするためのたとえ話だろう」ぐらいにしか思っていない学者もいるわけです。それだけで済めばいいのですが、さらにもう一歩進めてしまって、「人間には魂もない」「仏教は無霊魂説なんだ。無神論・無霊魂の説なんだ」と、ここまで話を進める人がいるのです。そして、「それが仏教の近代化だ」と思っている人がいます。 
しかし、「ちょっと待ってください」というところはあります。“部分〟を取ってそう言っているのだと思うけれども、それだったら、共産主義のマルクスが言っている、「もう神も否定し、霊魂も否定し、この世だけの“幸福”しかないので、この世で幸福になるためにはどうするかというと、人が働いたものを分配してでもみんなが同じになって平等になればいい。 それで幸福になれる」という思想に本当に近づいてきます。哲学者のほうはそういう考え方を持ちがちであるのです。信仰をいったん持ってしまったら、「鰯の頭も信心から」という言葉もあるけれども、何でもかんでも信じてしまうから、哲学することにならないということなのでしょう。 科学と一緒で哲学も、「もう疑って疑って疑って、そして、疑い切れないものだけが真実だ」と思うような学問だというふうに考えれば、「信仰を捨てなさい」と言う哲学教授もいるわけです。
これは 「GOD'S NOT DEAD」という映画で、アメリカで描かれていますが、けっこうヒットしたものです。 これは実話だと思うのですけれども、信仰を持っている学生のほうが勝ってしまった例を映画にしたわけです。このなかでは、哲学の授業を取るのに、信仰を否定する誓約書をまず書かせます。「それを書かないと自分の授業は受けさせない」という教授が出てくるわけですが、 「自分は敬虔なクリスチャンなので、これは書けません」と言って拒否した学生がいて、「それだったら、哲学というのは必修科目のなかに入っているから、君はAが取れないよ」と言うのです。「Aが取れない」ということは、いわゆる、いい会社に就職したり、資格試験とかを取ったりするときに障害になるわけです。
それで、「サインを書けばいいだけじゃないの。」と言って、ステディ (恋人)で付き合っていた彼女まで離れていく。「こんな“バカ”と結婚なんかできるか」ということです。「ちゃんと書いたらいいんじゃない、そんなもの。それだけでエリートコースに入れるのに、必修単位を落としちゃったら駄目じゃないの」というようなことまで出てくるのですけれども、「やはり、クリスチャンとして、それは心に反するので書けない」と言っていると、それを応援する人がだんだん増えてきて教授のほうが追い出されてくるというような映画もありました。ただ、ヒットしたというのは、それが非常に珍しいからでもあると思うので、まあ、難しいのです。日本の哲学でも、たぶん今は同じようになっている可能性は高いと思います。ですから、「自然科学」が発達し、そちらのほうがもう唯物論的に発展していっているので、宗教学、仏教学、哲学などが、それより後れを取った迷信に見えるから、自分たちもそちらのほうに持っていこうとしている傾向が強いのです。だから、今は、もう本当に 「天国・地獄」を教えてくれるところがないレベルになっているのです。(中略)

地獄界の勢力そのものが多くなりすぎると、天上界と地獄界とがそのバランスを崩すことになります。
例えば、「許し」という言葉一つを取っても、そうです。 「どのような悪を犯しても、どのような犯罪を犯しても、どのような心や行いをなしても、すべてを許す」という考え方もあろうとは思うのですけれども、そうであれば、いかなる悪人も地獄に行くことなく全部天国に行けるということになり、それは、「天国そのものが今度は地獄に変わってくる」ということになるわけです。
だから、「警察と暴力団が混在するか、あるいは逆になったら、どうなるか」を考えてみればいいということになると思います。歴史的には、そういう独裁者が生まれる国家においては、ときどき、そういうことは起きております。その結果、人々の幸福を願わない社会の姿が現れてくるということになります。そして、転生輪廻のシステム自体は、その場合、もう崩壊する可能性は高いというふうに言えると思います。
おそらくは、本来、地獄界で責め苦を受けて、処罰を受け、あるいは治療を受けている魂たちが、そういう過程を経ることなく、死んだあと、生きている人間の肉体をそのまま操るようになってくるであろうと思うのです。
そうすると、「転生輪廻のシステム」そのものがもう壊れてしまって、肉体のなかに永遠にパラサイト(寄生)し続ける魂というのが出てくることになるわけです。地上の肉体が滅びても、それに寄生していた魂が“次の肉体”に移動し、そして、取り憑かれていた肉体の魂もまた悪霊と化して、覚め苦を受け、次の肉体”に取り憑いていくということです。そういうことになって、天上界からの生まれ変わりは極めて困難になってくると言わざるをえません。
 

◾️宇宙を描く大聖堂内VR(エリュー)ステーション 
こちらのライセンスは仲介国のお申し込み順に選択頂きます。
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◾️大川隆法氏講演の抜粋

Nuclear warfare existed in ancient times 核戦争は古代にもあった (0:31)

Will mankind destroy the earth? The Alien Perspective  人類が地球を滅ぼさないか?という宇宙人の視点 (0:34)
 
The ability to see into the galaxy  銀河の中まで透視することができる能力    (0:43)
 
A spiritual investigation into the existence of 500 different cosmic beings  500種類の宇宙存在についての霊査   (0:29)
 
A universe made of spiritual things 霊的なものでできた宇宙 (0:48)
 
What promotes prosperity?   繁栄を促すものは? (0:18)
 
The cosmic age and the future of hope  宇宙時代と希望の未来   (0:39)



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