Open Infomation 99 リーダーの皆様へ「人格力」より<2>

前回は、書籍「人格者」から、現代の救世主のメッセージをお届けしました。伝統的な宗教も、その時代、その地域を宗教的真理によって照らしてきました。そして現代とこれからの時代を導く宗教ならではの“生き生きとした神秘性“と、“整然とした確かな合理性“に触れていただけたのではないかと思います。宗教とは思えないような新しい視点も感じられると思います。
今回は、「自分と守護霊の関係性」「宗教による政治活動」などの内容です。こちらもどんな人にもつながりのある内容であると思います。この「人格力」の書籍は、様々な分野や世代のリーダー向けの内容ですが、具体的な現実社会へのアプローチが的確に示されています。「自分には宗教は必要ない。」というような精神的に自立した方や成熟した人間力をお持ちの方々にとっても、更に新しいヒントやアイデアになる事例を掴んでいただけるのではないかと思います。
前半の守護霊に関する内容は、私も身にしみて感じています。多くの良きアイデアやインスピレーションによって、助けられ、支えられ、導かれていると思います。そのおかげで、本当に命を落とさずに済んだこともあったと思います。深い瞑想をすると対話するような形で、明確にアドバイスいただけることもあります。素直な心で謙虚であること。そして自分の為の利己的な想いではなく、他の人の為の利他の想いが強い時ほど、強く導かれるように思います。今では、この仕組みが本当かどうかというのは。もう疑う余地もありません。
自分が気がついていないだけで、助けられていたりする人も多いと思います。特に人生の岐路に立った時や、重大な問題と向き合わなければならない時、守護霊は必死で応援しようとしてくれます。しかし、自分がその声を感じ取る素直な心を失いマイナスの心になっていると気がつけない事もあります。私自身もまだ成長段階ですが、守護霊のアドバイスに気がつけるような心であるか、1日の中で何度も何度も心を振り返るようにしています。守護霊の存在を信じ、感謝の想いを持つだけでも、違ってくる様です。様々なリーダーの皆様が、守護霊のメッセージをヒントに、軽やかでより幸せな人生を進まれることを願っています。
大川隆法著「人格力」より2018年発刊

質問者:私は、政治活動など外向きの活動に燃えるときと、誰とも話さず静かにしていたいときの両方があります。これは自分のなかにいる 「魂のきょうだい」の傾向性と、何か関係があるのでしょうか?

大川総裁:人間の魂のなかには、基本的に、その両方の自分がいるのです。経営者なども、孤独の時間を持たないと、ある意味で、やはり駄目なのです。経営者は、いつも忙しく働かなければいけないし、忙しくお客様のところを訪問しなければいけない。これは至上命題でしょうが、また逆に、エネルギーを充電しなければいけないのも事実です。

孤独の時間を持たない人は、やはり創造性が足りなくなってきます。インスピレーションが足りず、新しい製品や商売、サービスなど、いろいろなことを考える上で後れを取ります。 非常に難しいのですが、静的な部分と行動的な面と、人間にはどうしても両方必要なのです。

私であっても、人前で話すこともありますが、普段は静かにしていることのほうが多いのです。そうした静かな時間のなかで思索したり勉強したりしないと、智慧が生まれてこないのです。常に放電しているだけでは、智慧が生まれてきません。その静かな時間のなかで智慧を形成し、それを多くの人にお伝えするということをやっているわけです。

人間の魂には「表に出ていない部分」があるあなたは魂のきょうだいの話もされました。これは理解されない人も多いかと思いますし、すぐに理解されなくてもいいのですが、人間には、表面意識と、自分の気づいていない潜在意識があるということは、心理学でもすでに認められていることです。その潜在意識層の中身を、幸福の科学は明らかにしたわけです。

潜在意識のなかに、自分自身の魂の片割れというか一部があります。要するに、魂のなかで、肉体に宿っている以外の部分ですね。簡単なたとえで言えば、魂のきょうだいというのは、サツマイモみたいなものです。サツマイモを抜いたら一本だけでなく、何本も抜けてくるでしょう。あれがサツマイモの正体です。「サツマイモは必ず一本単位で考えなければいけない」と決めつけるのは結構ですが、実際、抜いたら何本かついてくるでしょう。 

ジャガイモであっても、抜いたら何個か玉がついているものです。人間の魂もそういうふうになっていて、一本抜いたと思ったら、つまり一人だと思っていたら、実はほかにも何本か“イモ”がついています。これが実態であって、あなたの魂は、イモで言えば、何本かついているうちの一本です。この部分が今、地上で修行中なのです。簡単に言えばそういうことです。

そういう形態は、この世的にもありえるので、イメージとしては分かるのではないでしょうか。実態はそうなっていて、魂のきょうだいの部分は、科学的には、表に現れていない潜在意識だと言われています。

潜在意識を活性化させて智慧を得るあなたの魂は、そういう他の部分につながっています。そして、あなたが意識していない部分、表に出ていない部分も、実は、今の職業を持っているあなた自身にいろいろな影響を与えているところがあるのです。その潜在意識の部分を発掘し、明らかにしていく、あるいは、その声を聞き、影響を受けるようにすることが、幸福の科学の精舎研修等で開発される能力なのです。いろいろな精舎で瞑想修行等をしていると、そうした“土のなかに埋もれている部分”が出てきて、活性化し、本人にいろいろと影響を与えやすくなってきます。

例えば、あなたが道を間違っているようであったら、インスピレーションというかたちで、「こっちに行きなさい」と教えてくれることもあるし、「この人は、あなたにとって非常に重要な人だから、大事にしなければいけない」というようなことを、それとなく教えてくれることもある。そういうことが数多くなってきます。それが、精舎修行等が必要な理由です。精舎修行も含めて、かな時間のなか で一種の智慧を 拡大することは、可能かと思います。

 

それから、幸福実現党の政治運動については、世間から、まだそう簡単には理解されないと思います。日本のマスコミ等も非常に臆病で、幸福実現党のことを伝えないように努力していますが、幸福実現党は次第に必要になってくるだろうと思います。

二〇〇九年は、自民党が、再起するのが大変な状態でしたし、民主党(当時)も、期待はされていたけれども、だんだん危なくなっていきそうな感じでした。「そのあと、どうする」となったときに困るでしょうと私は考え、政党を旗揚げして準備しているので、何らかのお助けをするつもりです。幸福実現党は〝ノアの箱舟〟です。日本人が漂流するときにお救いするのが

幸福実現党であり、その箱舟を今つくっているところなのです。大きめの船をつくらないと乗せられないので、若干まだ完成していませんが、万一のときには、みなさんをお救いするつもりで、日夜、精進しています。

本当は、政党の違いや考え方の違いは、私はそれほど気にしてはいないのです。困った人がいたら助けたいだけのことなのです。ただ、既成の政党では考え方が固定化しすぎている面もあるでしょうから、「足りないところは私たちがお助けしなければいけないのではないか」と思い、今、トンカントンカンと箱舟をつくっているところです。 世間は、「まだ水も見えないのに、陸の上で船をつくって何をしているのか」と見ているであろうと思いますが、洪水が来

たときに、その船が必要なことがやがて分かるでしょう。 必ずお役に立つときが来ると思います。そう信じて、今、いろいろなかたちでの努力をしています。

人間は、行動的になり積極的になる反面、そのための充電部分が必要です。すなわち、静かな時間や修行の機会を確保し、智慧を形成する努力が必要です。特に、忙しい人ほど、そうする必要があります。智慧をつくってください。 幸福の科学は智慧をつくるところであり、智慧の生産工場でもあります。新しい智慧やヒントを得て、人生を拓くためのところでもあります。今後のご活躍をお祈り申し上げますので、どうか頑張ってください。



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