Open Infomation 100 リーダーの皆様へ「人格力」より<3>

オープンインフオメーションが100回を迎えました。

ご覧いただきました皆様に感謝申し上げます。100回目ということで、今回は「ロッキー」という映画に触れられた、元気の出る内容のメッセージをご紹介させていただきます。

オープンインフオメーションでは、これまでメディアやジャーナリストの方々の内容を参考にさせていただいたり、引用させていただいたこともありました。そうした皆様にも心から感謝申し上げます。

引用元は記載させていただいておりますが、個人で発信されている方については、お名前などの表記は控えさせていただいています。動画なども拝見させていただいていますが、フォローも控えさせていただいています。何故なら、政治的な発言をしておりますので、私自身が注視される立場にあります。ツイッターなどは「X」になっても、アカウントを作成することすらできません。自分のスマホやPC以外のデバイスでも出来ません。登録画面のファーストページに自分のメールアドレスや電話番号を入れただけで、次の画面に進むことが出来なくなります。これは、Twitter側によるブロックではないと信じていますが・・・。

こうしたこともあり、フォローする方にまで影響が出ない様にするためです。本当は、良い情報をご提供頂き、感謝の想いもありますのでフォローさせていただきたいのですが・・・。少し切ないですが、勇気ある皆様の発信を心の底から応援しています。本当にエネルギーをいただいています。従ってフォローさせていただいているのは、各国の首脳など公の立場にいらっしゃる方か、一般の方が多いです。

今回も「人格力」のメッセージをご紹介致します。最初に共産主義についての指摘がされています。しかし、大川総裁も、国の体制が共産主義であっても民主主義的な国もある。ということや、民主主義の国でも、共産主義や独裁的になっている国も出てきている。と言われております。細部まで見れば、どの国にもそのような側面はあるかと思います。その様な視点でご覧いただきますと、より柔軟かつ適切なご理解をしていただけるのではないかと思います。

映画、ロッキーの内容については、この映画をまだ見ていない私でも、情景が浮かぶ様な気がしました。映画も見たくなりました。今週末の日曜日にでも、見てみたいと思います。ということで、今回は100回目の感謝を込めて、そして少しでも元気をお届けできれば幸いです。

すべてを環境のせいにする共産主義

重要な点は、「自分の能力が変化すれば必ず環境も変化する」ということです。これは非常に重要なことなのです。実は、「あまり環境が変わらない」ということは、「自分の能力が変化していない」ということなのです。能力が変化していないから、環境も変わらないのです。 能力が変化してきたら環境も変わります。それは、語学の勉強一つを取っても当てはまります。例えばの話ですが、あなたが、突如、発心して英語の勉強を始めたとしましょう。

それから三年から五年ほど勉強を続けるうちに、どんどん英語ができるようになり、英語の達人になったとします。そのときに、会社はあなたを放っておくと思いますか。 現在、あなたが、国内のメーカーのどこかの支店で、問屋さん相手に日本語で商売をしている人であったとしても、英語の達人になっていたならば、会社は絶対にあなたを放ってはおきません。英語が使えるセクションに必ず異動させようとするはずです。

あるいは、社内にそのような場がなければ、別のかたちで何らかのチャンスが出てくるでしょう。例えば、新聞や雑誌、テレビなどを観ていた折に、「ああ、こういうふうに、英語を使える職業があるのか。これは自分に向いた職業だ」という情報を見つけ、転身するきっかけをつかんだりします。このように、自分の能力が一定のレベルを超えたときには、必ず変化が起きてくるのです。 「能力が伸びているのに、環境は変わらない」などということはありません。必ずそういうふうになるのです。

今述べた考え方の正反対に当たるのが、すでに滅びつつある共産主義です。共産主義は、徹底的にこれを否定し、「環境がすべての運命を決める」というような考え方をします。「資本家が悪い」「制度が悪い」「資本主義が悪い」などと言って、すべてを環境のせいにし、自分自身の責任は問いません。

しかし、この考え方は、基本的に間違っています。日本の知的エリートたちも、それがなかなか分からず、何十年も騙され続けてきました。結局、共産主義は、愚痴と言い訳、嫉妬心の哲学なのです。

自分の能力が変われば、絶対に環境も変わります。それはほぼ間違いのないことであり、そのように信じたほうがよいのです。

 

年齢に負けず発奮して「人生の復活」を

映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観て

「自分の能力が変化すれば必ず環境も変化する」ということに関連して、映画の話ばかりで恐縮ですが、「ロッキー・ザ・ファイナル」(二〇〇七年日本公開)を挙げましょう。この映画が日本で公開されたとき、私も観てきました。映画は、「ボクシングを引退して久しいロッキーが、六十歳になってから、現役ヘビー級世界チャンピオンに挑戦する」という内容です。

ただ、この年齢で現役のチャンピオンに殴られたら、普通は一発で倒されてしまうでしょうから、設定としてはやや非現実的と言えなくもありません。かつてボクシングのヘビー級で二度の世界チャンピオンになったロッキーが、あれからだいぶ年を取り、すでに奥さんにも先立たれ、うらぶれた毎日を送っているところから話は始まります。ロッキーの息子は、若きビジネスマンとして働いていますが、自分の父親がロッキーであると知られることを恥ずかしく思っています。息子は、「おまえの親父は、偉大なロッキーだったんだって?」と訊かれるだけでも嫌がり、父親から逃げ回っているような状態でした。

ところが、あるテレビ番組が、現役ヘビー級チャンピオンと全盛期のロッキーのデータをコンピュータでシミュレーションし、「もし二人が戦ったらロッキーが勝つだろう」という判定結果を放送したのです。その番組を観た現チャンピオンは怒り、「あくまでデモンストレーションみたいなものだが、エキシビションで戦ってもいいぞ」という話になりました。それから、六十歳の英雄は体を鍛え直し、再びリングに上がりました。ロッキーは、ヨタヨタになりながらも、十ラウンドを戦い抜きます。最後は、ギリギリで判定負けにはなりましたが、観客からは、「よく頑張った」と、満場の称賛を浴びて幕を閉じました。概略としては、そのようなストーリーです。

 

もう一度発奮して「人生の復活」を

私は、「年を取ったら、いつまでも自分の地位や肩書に執着せず、潔く引っ込むように」という話をよくしていますが、その一方で、団塊世代の人々が大量に六十歳を迎えた現在の状況を考えれば、このような映画も必要であると感時ます。

つまり、私の著書『復活の法』(幸福の科学出版刊)でも掲げているように、これは、「能力が変化すれば環境が変わる」という話をしているわけです。すでにボクシングを引退して、うらぶれていたロッキーが、「よし、もう一回やってみようか」と思い、体を鍛え直していきます。

それから、重量挙げをしたり走り込んだりしていくうちに筋力がアップし、若いころの身体能力が甦ってきます。そこで再びスタジアムに出てきて、若いチャンピオンと互角に戦えるところを見せ、「往年の世界チャンピオン、まだ頑張っています」というふうに満場の称賛を浴びたわけです。こうして彼の環境は変わりました。

このように、発奮しなければいけない年代が六十代です。この映画を観たアメリカの人たちがどのような反応をしたのかは知りません

が、発奮した人もだいぶいるのではないでしょうか。老人たちにとっては、ものすごい励みになったことでしょう。そういう意味では、よい映画ではないかと私は思いました。

 

何歳からでも能力を磨く考え方

やはり、人間、幾つになっても発奮することが大事です。

若いうちに発奮するのは、それほど難しいことではありません。若くてもやる気が出ないなど、一部の例外はあるかもしれませんが十代で「やるぞー」と発奮するのは、ごく普通のことです。 

二十代でやる気があるというのも普通です。 この年代でやる気がなと、だいたい駄目でしょう。

三十代になってくると、少し人生に疲れてきますが、何とかしようとして、必死で抵抗します。

四十代になると、 すでに、「人生の前半が終わった」という感じがあります。「家族を護ることで精いっぱい」、あるいは、「家族も壊れてくる」という年代でしょうか。護るべきものが多くなり、重くなります。そして、行動力、勇気、チャレンジする精神がなくなってきます。

五十代になったら、人生の残りを数えるようになります。「あと何年生きられるかな。病院に行かずに済めばいいな」ということを考えるのが五十代でしょうか。

六十代以降になったら、「ここで発奮しなければ、あとは棺桶が待つのみ」になってきます。ただ、六十代以降で発奮する人、少なくとも精神的に発奮して、人生の最後を飾ろうとしている人たちは、来世に向けて、ものすごい推進力や、もう一段の偉さが出てくるでしょう。

そのように、「能力が変われば環境が変わる」ということを述べました。したがって、「自分は、会社のある部署で、平社員のまま、ずっと置いておかれている」ということは、「あなたの能力が変わっていない」ということです。

もし、あなたが現在の環境を変えたいと思うならば、何でも結構ですが、自分の長所のなかの何か一つを磨いていくか、あるいは、あなたの足をずっと引っ張っている短所の部分を磨いて克服していくことが大事なのです。



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