サイフの盗難未遂

前々回はスマートフォンの盗難にあった事について触れさせて頂きました。 
今回はまさか!?という感じですが、連続して翌々日に起きたサイフの盗難未遂に触れさせて頂きます。
嫌なお知らせになってしまいますが… 
今回も計画的であった様に感じました。 
まずホテルでの事から始まります。
予約時に女性部屋をすすめて下さったのですが男女混合の部屋の方が安いと聞き、そちらにしました。
ところが… なぜか 部屋で朝気付くと女性ばかりでした。
男女混合の場合、今までは私以外 全員男性か…
1人女性がいるという事しかありませんでした。 
そして入室した時には人がいなく… 2つあいているベッドの1つを選びました。 
空いていたら選べるというホテルです。
どちらも上段でした。
私は人がいない間に シーツの準備とベッドメーキングをし、早目に休みました。
他の人が入ってきても 目覚めない様に、耳に耳せんをしていました。 
深夜に、部屋を照らすライトの光で目覚めました。
さらに しばらくすると、2段ベットがきしみ、ゆれます。
激しいゆれではなかったのですが、眠りにつきそうになるとゆれるので、眠れませんでした。 
とうとうその部屋をはなれ、トイレに行きました。
下段のベッドには若い男女が体をよせ合っていました。
 
この場合、フロントに相談するべきなのか。
しばらく考えましたが、二人とも同室であるなら、静かにしてほしいとしか言い様がない気がしました。
しかしそれを言うのも…。
私はランドリー室の様のソファーに横たわりました。
ポーランドでは、ホテルの共有スペースで寝るのは法律に反すると言って注意された事がありました。
スロバキアもそうだったらどうしよう…
と思いながら浅い眠りにつき、4時すぎに目覚めました。
2時間か3時間眠っていた様です。
そして部屋にもどりました。 
下段の2人も、もうこの時間には眠っているだろうと思ったのです。 
しかし……その後も同じように、眠りそうになるときしみました。 
朝8時ごろになると下の段の男性はいなくなっていて部屋には女性だけがいました。 
男女混合の階なのに、どうして女性しかいないのだろう…?
なんとなく……計画されていた様にも思えてしまいました。
女性フロアの メンバーがそのまま男女混合の階に移動したとすると…
これは計画され準備されていた事だったのだろうか?
残念な気持ちで一杯になりました。 
今までにも、様々な事が準備されている様に思えた事は何度もありましたが、本当だとは思いたくないという気持ちがありました。 
そして翌日、ホテルでの帯在意欲が無くなりました。
ホテルを変わってもこうした問題が続き眠れないなら、駅のベンチで座ったまま寝る方がマシだと思いました。
なぜなら、ホテルでは ベッドで休めるという気持ちがある為、それが実現しない場合のショックが大きくなります。 
そしてその日、駅に行きました。
一番はしの建物の柱のとなりの席に座りました。 
するとその夜、一つ先のイスにいた人にサイフを取られそうになりました。
不思議とその前に、ふと"サイフをカバンの中の荷物の下にかくした方がいい"というインスピレーションを受けました。
今までにそのサイフをそんな法方でかくした事がなかったので、どうしてだろう …?
と思いつつもインスピレーションに従いました。
少しねむったその数時間後、一つ先のイスにいた人がとなりの席に接近していて、私のカバンは開けられていました。 
あわててかバンの中をチェックすると底にかくしたサイフはありました。 
良かった……
なんとなく感じたインスピレーションを無視していたら…...
今ごろ落担していた事でしょう。
サイフ自体もとても気に入って愛着を感じていたのです。 
治安の良くない場所は、環境も良くない事が多いですが、駅はいつも ヒーリングのBGMが流れていて、清掃がしっかりされています。 
そもそも、 私の盗難自体も、計画的であったなら、本当は治安も悪くないのかもしれませんが...
そしてさらに衝撃的な事が…。 
サイフを取ろうとしていた人は、となりにいたので 服装やくつなどもとてもよく覚えていました。 
朝になり駅のショッピングモールが オープンしました。私は上階の日当たりの良いテーブル席を通りかかりました。 
あれ? サイフを取ろうとした人が着ていた服が…
壁面のバックの上に置かれていて…
ジプシーの様な装いだったその人は着がえていて…
別の洋服を着て別人になっていました。 
ジプシーを演じていたのだろうか?と思うと…
またもや計画的なのかと悲しい気持ちになりました。
まるでサスペンスドラマでも見ている様な事が次々と起こりました。
しかしそんな中でも守られた事に感謝しました。
感謝出来る心境は、恐れや恐怖からも 自らを守る様な気がしました。
本当にこの様な現実の中でインスピレーションを頂いた事には驚きと感謝と…
入りまじった様な気持ちでした。
ただ一つ言える事は、状況が厳しい時ほど、祈りは真険なものになります。 
私の恐怖は、戦上で血を流している兵達に比べれば、大した事はないかもしれません。
傷を負う苦しみ、あるいは人を殺したという苦しみ…
生き続けたとしてもその地獄で味わった恐怖感はなかなか消える事はないでしょう。 
戦い方が現代では変化しているかもしれませんが、やはり人が人生を終えなければならない。
という事は、交通事故であったとしても受け入れがたいものです。 
それが大量に起き続けているという悲劇が、一日も早く終わる事を願っています。
 
そしてどうか、今、一人で苦しんでいるという方がいらっしゃいましたら、どうか、心を安らかにし、心をいやして下さい。
目には見えませんが主をはじめ多くの人達があなたを助けたくて。
でも気がついてもらえなくて……
それでも"けな気"に見守っています。
素直な気持ちで祈ってみて下さい。
必ず何らかの導きが、 見えない形か…
あるいは誰かを通じてもたらされると思います。
そして、良い方向に考えるという事は、単に脳天気で、めでたいという事ではありません。
どんな現実を目前にしても、必ず主の導きを信じるという信仰の姿勢は、人間の持つ真の強さであり、美しい愛であると思います。
見た目の容姿を超えた、美しさが あなたの内からあふれ、その存在は愛になります。
その人がいるだけで、 なんとなく力が湧く様な存在に…
誰もがなる事が出来ます。 
赤ちゃんにとっては、世界中の誰よりも愛しく、大好きなのがお母さんです。
お母さんは、赤ちゃんにとっては、どんな人よりも大事な存在です。
そんな赤ちゃんの様に、 様々な世の中の事情や人々の思わくを超えて、ただ愛する人を信じるという事を... 
大変な時こそ、大事にしたいと思います。 
それは、家族をはじめ、友人も…
全ての魂の縁のある人々に... 
そんな強く信じる愛があるとき、どの様な環境も乗り超えていけると信じます。
そんな事を確心させてくれたスロバキアの帯在。
全ての人や物事に謝致します。
心からありがとうございます。
そして戻ってきたポーランドの人々のあたたかさにも、ただただ感謝です。
ありがとうございます。
Photo: by Pixabay
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