本当の力

前回はEUへの3年間の入国禁止について触れさせて頂きました。
通訳を担当してくれた男の子が一生懸命尽くしてくれましたが、そんな前の話は必要ない。
と言われ、結局ほとんど私の側の話は聞かず決定事項を提示されました。
改めて、1年前、ポーランドの警察がどれほど 誠実で中立な立場で対応して下さったかを思い知りました。
しかし、イタリアの警察の方も、シナリオ通り進める事が命じられていたなら、仕方のない事です。
イタリアの人々の決定ではない様にも思えたので、抵抗するのも止めました。
ウクライナ紛争が水面下で加速しているようにも感じますが、いよいよヨーロッパを舞台とした紛争や戦争にならない事を心から願っています。
各国のやり取りは、国と国とがぶつかったり、 協力し合ったり、裏切りがあったり、ウソがあったり、突然の出来事も起きたりして大変な現実があるかもしれません。
そして互いが自国の正しさに基いて行動している為、なかなか終わりも見えません。
また、その過中にいる私達にも何が正しいのかが見えにくくなっています。
同時代ではなく、もっと時代が進んだ時には分かる事でも、今は分かりません。
そんな時 に、歴史をさかのぼって教順を得る事は出来ます。
かっての第二次世界 大戦において、日本への原爆投下が正しかったのかどうか?
それを 幸福の科学の総裁が説明された映像がありました。
以前にも ご紹介した事がありますが、今回探してみたら残念ながら見つかりませんでした。
時代が変わっていく時に、人類の認識をくつ返す様な事が戦争という形で起きる事もあると言われていました。
それは、もっと大きな神や地球意識の立場からすれば、人類の認識を転換する為に起きたという事です。
原爆投下によって多くの命が犠牲になったことはマイナスでしたが、一方で当時のドイツや日本の軍国主義に対し、アメリカや連合国は民主主義を守るために戦い、それが第二次大戦の成否にあらわれました。
そして日本は敗戦しより近代的な思想や社会構造、経済へと前進しました。
その様なマクロの視点が述べられていました。
 
そしてこの次に、現代のウクライナをはじめとする粉争がどの様な人類の認識の転換となるか?
については、やはりAIを中心とした唯物的な考え方を中心とした世界になりつつある今…。
人間の本来の神性な力が生かされる時代への認識の転換になると言われています。
テクノロジーという未来的に見える落とし穴に、人類が落ち入る事なく…
一見、時代遅れに見える宗教観を取りもどし、さらに刷新していくということです。
人々がスマートフォンの便利さに甘んじて、自分の頭や心で考え、悩み、意志決定をしていくという力を失わない事でもあるでしょう。
多くの子供達は、自分で考える時間が少なくなったと言われています。
遊びひとつをとってみても、ゲームなどが増え、自ら創造する遊びをする機会は少なくなってきています。
スマートフォンやAIの利便性がいつも生活の中にあり...
スマートフォンを見る時間の方が長くなり...
人々は考えたり悩む時間も少なくなってきています。
人間が悩み、苦しむ事は、ネガティブな面もないとは言えませんが、それは魂を磨いたり心を強く優しくしていく為に、全ての人に与えられた機会でもあります。
それも少なくなって、 人々の心が紙きれのように薄っぺらくなり、
システム化されたAI社会 のコマになっていく...
その事に対しては、多くの人々が漠然とした虚しさを感じています。
しかし宗教は、不遍的なものであり、実は未来のものでもあります。
その視点がないと、もっと進化した宇宙人や惑星の思考、そして梧性の生かし方も分かりま せん。
高度な宇宙の存在と交流する事が出来ないので、宇宙人のニュースなども遠ざけるか、ない事にしなければなならなくなります。
しかし、地球人の認識があろうとなかろうと、宇宙人や高度な進化をとげた星も存在します。
そして 地球の進化を見守り、地球人が自ら核戦争などで地球 を減さないか?
心配している宇宙存在もいると言われています。
その様な視点で見ると、 地球の近代文明の知識や常識が全てではない事も分かります。
宗教には、この時代を超えた悟り。悟性によって、次元”という様な 時間と空間を超えていく力も説かれています。
キリスト教の例で言えば、 イエスの復活も長い歴史の中で時を超え、また国や地域を超えて人類を救う力になりました。
その力は数千年の間、多くの人々の信じる力によってより強くなりました。
それが愛として現れたり、芸術表現や国や社会を前進させる考え方やエネルギーとして現れたり...
様々な愛の形で、 人類の未来を創造し、文明を切り拓いてきました。
既にこの人類の認識の転換期であることを理解されているリーダーもいらっしゃると思います。
その視点を共有し、各国の正しさの視点を超えて地球の進むべき道を見出し、ぜひ紛争を終結に導いていただきたいと願います。
そして戦争の拡大や核戦争に発展して第二次世界大戦のような結末になったり、地球が滅亡するような結末になることを避けていただきたいと願います。
そして一人一人の感情が集まった人々の集合想念の影響も大きいと言われています。
世界の人々の厳しい現実が少しでも和らぎ、癒され、争いやマイナスのエネルギーを鎮めていくことが出来れば幸いです。
一人でも多くの人に主の愛と幸福感が届きますように。
その様な想いで寄付活動もさせていただいています。
前回、これまでの寄付活動の成果と今後の目標にも触れさせていただきました。
大した前進ではありませんし、‘‘本当にこれで大聖堂建設が実現するとは思えない。‘‘
‘‘どこからそんな発言をする自信や確信がでてくるのか?‘‘
と笑いたくなる人もいるかもしれません。
それは言葉ではなかなか伝わらないかもしれませんが、もうひとつ前の段階のスタートにありました。
さらにこの寄付活動を開始する一年前に、私は日本の家族の支援や財産を捨て、ポーランドで資金や知り合いもゼロでスタートしました。
それは今ではスタートだったと言えますが、私にとって人生の最後になるかもしれないという状況でした。
そしてただ‘‘このプロジェクトが本当に自分自身に与えられた使命であるなら生かしてください。‘‘
この祈りと共に生かされ、多くの人に支えられてきたことです。
本当に外で一夜を過ごしたり、食べるものがない状況も体験して来たので、今も息をしているという事が奇跡としか思えません。
順番に出会って助けて下さった人々。
この中のたった一人の人とも出会っていなかったら、今の私はいないでしょう。
このスタートから仕事を見つけはじめ、寄付活動に至ったという最初のステップが最も大きな前進だったかもしれません。
この人々に頂いた愛やエネルギーは確実に大聖堂建設を目指す力になっています。
そして今も、寄付して下さる人々に、力強いパワーを頂いています。
それがまた、少しでも愛や幸せをもたらす美しい折り鶴をお届けしたいという祈りになります。
折り鶴が届けられないような、遠くにいらっしゃる方や忙しくされている方々にも、どうか主の愛が届くことを願い、祈ってます。
私だけでなく世界の平和や幸福を祈ったり、考えて行動して下さっている方も沢山いらっしゃると思います。
その方々にも心から感謝しいたします。
そして今このページをご覧いただいているあなたをはじめ、全ての方々が共にこの地球に生きていて下さることにも心から感謝いたします。
どうか、今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。
 
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